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10月や 後期の授業がはじまった

10月や 授業がはじまり 鯨をたべる

はやいなー。もう10月半ばがすぎた。後学期の授業にもだいぶ慣れた。
後期から、1回生対象に、共通教育科目「自然との共生」を担当している。
すでに何回が授業をしたが、具体的テーマとして、「鯨」を取り上げることにした。
自然物としてのクジラと、人との関係にこだわって、授業を展開しつつある。

教科書として、宮脇和人・細川隆雄著「鯨塚からみえてくる日本人の心』2008年を使うことにした。日本各地には、100以上の鯨塚が存在するが、鯨塚の建立動機にみられる「自然への畏敬」「いただきます」「もったいない」の日本人の精神性こそが、自然と人間の関係を考える場合、大事だというメッセージを、学生達に伝えたいと思っている。1回生たちは、鯨をめぐる複雑な問題に徐々に興味をもちつつある。

「自然」とはなにか、「共生」とはなにかという根源的な問題を深く考えさせるとともに、「自然との共生」を実現するために、わたしたちは、どのようにすればよいかという点について、学生なりの考え・意見をもってもらえるように、授業を展開したいと思っている。

また後期から、愛媛大学農学部資源・環境政策学コース3回生対象に、「資源・環境政策学討論セミナーⅡ」という科目を担当している。ここでも、鯨にこだわることにした。捕鯨問題について一応の説明をしたあと、商業捕鯨再開賛成派(鯨資源の持続的利用賛成)と反対派に分けて、レポートをまとめさせる。各グループのプレゼンテーション、質疑応答、反論の応酬というように、討論を展開する。最後に、どちらが優勢であったか、学生達に判断・コメントさせる。

時間は流星のようにながれる。時間をこえて、鯨を追い続けたい。
オリオン流星群に、商業捕鯨の再開を祈ろう。
# by akiko-1217 | 2009-10-22 16:32


ことしも ホタル狩りのピークはすぎたか。はやい。
ああ もう 6月も 末に近づいたなー
すでに びわも 鳥に食べられてしまった
ホタルも 去っていく

夏のせせらぎ ひかりがふたつ 重なり消えた

セミの季節が やってくる

大学は、オープンキャンパスの季節だ。

今年も、高校生たちに、鯨塚・鯨文化のことを知ってもらおう。
# by akiko-1217 | 2009-06-26 13:02


びわも 色づく 自己実現だ くじらだーー

ああ もう5月の最後の週か。
びわの実もいろづいてきたなー。
つつじは枯れてしまった。
1秒1秒、変化していく。

わがみ 世にふる ながめせしまに

無常な時間のながれのなかで、ふるのは、いやだなー。
加齢をふせぐには、どうすればよいか。
興味のおもむくままに、やりたいことをやろう。
「自己実現」にむけて、1ミリ1ミリ、前進しよう。

先日、資源環境政策学コースの新入生歓迎コンパがあった。
推薦入学7名、編入3名の歓迎会であった。
政策学コースの1回生から4回生、院生まで、多くが参加した。
政策学コースに興味のある農学部の1~2回生も、多く参加してくれた。
新旧親睦のための「タテコン」と称される、このコンパは、春と秋におこなわれる。
1回生は、ふるくはなくて、いいもんだー。
やはり、女が元気があって、いい。

コース長のA先生も元気のいい新鮮な挨拶をした。
秋には、コースに分属決定した2回生の歓迎のために、タテコンがおこなわれる。
今年も、愛南町のカツオが新鮮で、おいしかったなーー。
秋のコンパが楽しみだ。戻りカツオはさらにおいしい。旬のものは、いい。
秋にも、一曲うたって、若さをとりもどすか。

くじらだ くじらだ くじらだ くじらをたべたーーい おいしい鯨を

秋のコンパまでに、紙芝居「くじらのはか」の続編をつくって、ユーチューブで発信する。
ふるくならずに、どう自己実現するか。アメリカ発不況など、ぶっとばせーーー。

秋には、宮脇和人・細川隆雄著「鯨塚からみえてくる日本人の心」(農林統計出版)の続編、「食べることは自己実現だ」も披露できるだろう。



# by akiko-1217 | 2009-05-24 20:22


ほのかさや 桜香と月光 石手の土手

ほのかさや 桜香と月光 石手の土手

桜香、月光 無音のシンフォニー 散歩道

土手の宇宙 月光と桜 永久の共演

いつものように 土手を ウオーキング
満開のさくら ほのかな香り
月のひかりに ゆれている
かおりと光りの 交響曲
ゆらゆらゆれる ほのかなかおり
ほのかなピンクが すけて宇宙へ
月のひかりが ほのかにわらう
土手の共演 永久につづくよ
川はながれる 時もながれる

はやいなーー
3月も去ったか
初つばめも飛んで行ったなーー
卒業式もおわった
学生・院生もそれぞれの思いを胸に去っていった
希望と不安の旅立ちが 永久につづく
それぞれの思い出を残して 旅立った
資源・環境政策学コースの卒業式で、わたしは歌った

えんやとっと えんやとっと 自己実現だ 自己実現だ
チャレンジだ チャレンジだ 前進だ 前進だ
ヨーソロー 針路は東へ
ヨーソロー 確かな道を
ヨーソロー 君たちの舟を出せーー

帰りがけ ぶらぶらと 大街道を 歩いた
神戸三宮の商店街とは 違った気色だなーー
なんだか 垢抜けていない 洗練されていない
さっそうと 蝶のように 舞って歩く女はいないか
あとをつけたくなるようなマドンナはいないか
さながら 坊ちゃんの面持ちで 大街道を観察しながら歩いた
宝塚でよく出会った ヅカジェンヌを さがした
新坊ちゃん物語でも書いて 「自己実現」にチャレンジするか



# by akiko-1217 | 2009-04-03 11:31


2月が逃げる 自己実現にチャレンジだ

 もう2月も半ばを過ぎたか。バレンタインからお雛様へ時は移る。母が言ってたことばを思い出す。「1月はいく。2月は逃げる。3月は去る」。その後も、このことばを、他の人から聞いたけれど、最初に、母から聞いたということが大きな意味をもつ。一緒に暮らした経験から、ことばの重みを実感できるからだ。母は、「隆雄、時間を大切にしなさい」ということを教えてくれたと思える。感謝だ。

 人生、なかなか思い通りにいかないけれど、高校入試のあたりから、自ら目標を定めて、その目標を達成するサイクルに入った。高校入試も思い通りにはいかなかった。第3希望の高校に行かざるをえなかった。その後の人生、このようなサイクルの繰り返しだ。ここでも母に感謝だ。いい意味で放任主義であった。見守っていてくれたのだ。高校を選ぶにあたって、一切、干渉はなかった。妙な期待もなかった。父は仕事に忙しく、子供に関与する時間がなかった。

 誰からも干渉されることなく、自ら目標を定めるということが大事なのだ。自分で決めて自身の責任において実行する。高校入試と同じように希望通りにはいかないが、目標達成をあきらめずに、割合でいえば、60~70%ぐらいのレベルで計画を達成していく。立てた目標を放棄したことはない。小さな失敗、小さな挫折はあったが、基本的なところでは常に目標を達成してきた。高校入試ではないが、タイムリミット、時間を定めて、目的実現のために時間を費やし、一定の時間内に一定の結果を出し、一定の達成感をえて、次なる目標を定める。

 大学院を修了後、大学に職をえて、論文・本を書くことが仕事となったが、高校入試以来のこのサイクルを何回おこなってきたことであろうか。直近では、大学院生との共著、宮脇和人・細川隆雄「鯨塚からみえてくる日本人の心」(農林統計出版)で一定の達成感をえて、目下、「食べるということは自己実現だ」という本の出版に向けて、時間を費やしている。文字通り「自己実現」にむけて、生あるかぎりチャレンジ、母の教えを忘れずに時間を大切にしよう。

 時間をリフレシュ、自分の気持ちをリフレッシュするために、お寺に散策にでる。川べりを歩く。桜のつぼみはまだ固い。白梅がだいぶ咲いている。花壇のラッパスイセンの香おりがこころなしか匂う。遍路橋から川面をのぞくと、コイの群れがいる。温かくなって餌を求めているようにみえる。小石を投げると、石のほうに急いでコイが集まる。時々、橋からパンくずを投げている人がいるので習性となっているのだ。冬鳥とコイたちがパンを奪いあう。あのときの冬鳥たちはもう、ここにいない。シベリアへ飛んでいってることであろう。南から、いずれ夏鳥がやってくる。

 寺は時間をリフレッシュするのに最適の場所だ。いろいろな構想がわいてくる。境内には非日常的なゆったりとした時空がある。いまの時間を確認する意味から、2009年15日と日付を言って、いつものように名前を名乗って、自分流の経文、・・・・我慢だ、我慢だ、我慢だ。ちょうど、夫婦らしき遍路がやってきて、お堂に張ってある紙をみて、おばさんが、「おんこころ せんだり まとうり そわか」「これ、真言宗か」と連れ合いに聞く。

わたしは何べんもこの張り紙をみているが、いまだに、その意味するところはわからない。真言宗が密教であるゆえんだろう。梵語を表記すれば、そうなるのであろう。そもそも宗教とはわからないものだ。日常語で100%わかれば、宗教の権威・ありがたみ、宗教への依存心はなくなるであろう。人知では到底わからない神秘性があるからこそ宗教なのであろう。宗教とは不思議なものだ。

 香炉の横に机があり、木のケースが置いてある。折り紙が入っている。ちょうど、女の子二人を連れた女性4人連れが鶴を折っている。たぶん大人二人も親子であろう。何を祈願するために鶴を折っているのであろうか。立てかけてある看板には「不殺生平和の折鶴」とある。香炉では男連れ二人が手で香煙を体に当てて何やら祈願している。20ぐらいの男と70ぐらいのおじいさんだ。二人ともバックパック姿である。相当の荷がはいっているようで重そうだ。若者はおじいさんに付き従っている。どこかで野宿する格好だ。ふたりは足早に去っていった。

20ぐらいの若い女性が「平成21年の九星と納音表(厄年の表)」をじっと見ている。やはり気になるのだろうか。身体健康、家内安全、商売繁盛、諸願望成就、・・・・幸福を呼び、不幸を取り除いてくれる神秘的な神仏が存在する場所、庶民それぞれにとって、心が落ち着く時空、それが寺・神社なのであろう。アメリカの金融危機に端を発した世界不況の折、先行き不透明感が強まるなかで、占いがはやっている。とくに男の中高年が多く来るようになったと、どこかの新聞に書いてあったなー。世の中、浮き沈み、よい事もまたやってこよう。

祈りはつづく。遍路もつづく。灯篭の上で、猫が目を閉じて、寝ている。俳句でも詠んで、時間をリフレッシュするか。自己実現に向けて、チャレンジだーー。
 
# by akiko-1217 | 2009-02-17 13:26


日本のこころ 鯨墓の前に つばきが二輪

注連飾り 必死に食らいつく 2羽のスズメ

一月はさぁーと行ってしまうのか。節分に向かって時はいく。とんど焼きで注連飾りや古いお札は焼かれ、丑年とはいえ、2009年はウサギのように足早に過ぎていく。

注連飾り 必死に食らいつく 2羽のスズメ

初詣に行く途中、寒空の中を、背中をまるめて、歩いているときにつくった、2009年の初俳句だ。食べるということは、闘争なのだ。生きるということは闘争なのだ。年を重ねても、いい意味での闘争心は失いたくないものだ。神様への祈りのことばに、人生は闘争だ、闘争だ、闘争だ、を付け加えよう。商業捕鯨再開に向けて、闘争だ。反捕鯨勢力の身勝手な自己中心主義にたいして、闘争だー。「鯨をとるな食べるな」という価値観の押し付けは絶対に認められない。

2008年12月に、伊予市のみなと神社で、「伊予市のびっくり鯨騒動と鯨塚」と題して、多文化関係学会・中四国地区研究会を開いた。湊神社には、鯨塚がある。日本人は、一木一草、自然物にたいして霊をみとめ、畏怖の念をもち、丁重に祭祀してきた。鯨塚には、日本人の精神性が認められる。

ヒトは、生き物を殺して、自ら生きながらえている。仏教徒でなくとも、この点を自覚する必要がある。自然への畏敬、感謝の気持ちこそが、さまざまな地球環境問題、資源問題を解決する糸口となる。「いただきます」の感謝の気持ちを通して、食べ物を粗末にせず、命を大切にする姿勢がうまれる。

伊予市での研究会では、地元の小学生を25名招いて、創作紙芝居「くじらのはか」を上演して、自然への感謝の念、いただきますの気持ちを持つことの大切さを、わかりやすく伝えようとした。刺身、竜田揚げ、カレーなどの鯨料理の試食もおこなった。またクジラに関する基礎知識を学んでもらうために楽しい「くじらクイズ」を用意した。とくに紙芝居は大きな反響があった。愛媛県下の小学校で展開する予定だ。

当日、湊神社の境内には、海の幸、山の幸をそなえた祭壇がもうけられ、鯨塚をまえにして、厳かに祭祀がとりおこなわれた。子供たちもふくめて、参加者は、海の神、恵比寿神、鯨の霊に、祈りをささげた。

呼び戻そう コク鯨の霊 伊予の寒海
# by akiko-1217 | 2009-01-24 21:07


ああ新年 野牛の怨霊 因縁のアメリカ
 
ああ 新しい年のはじまりだ
不況をぶっとばして、いい年にしよう
鯨文化研究を、さらに前進させよう
牛のように じっくりと 一歩一歩
学生たちと鯨塚調査にでかけ、自己実現だ
鯨塚から日本人の心を、感じるのだー
地震だ 地震だ 地震だ うろたえるなー
大事なのは、自信だーーーーー

ああ 時は すぎてゆく
ああ 世の中 筋の通らぬことばかり
傲慢な英米諸国をぶっとばし、日本の筋を通そう
商業捕鯨再開へ、牛歩のごとく、前進だー
野生の生物資源を、持続的利用するのだー
海の神、山ノ神に、感謝だ、感謝だ
大自然に感謝だ すべてに霊が宿るのだー
いただきます、の日本人の心にプライドを持つのだー
大事なのは、誇りだーーーーー

ああ すべては 時間の関数 因果報応
春 夏 秋 冬、時間は回る 世界も回る
光も回る 宇宙も回る、回れ、回れ、世界の国よ
傲慢な西洋進歩史観など ぶっとばそう 栄枯盛衰だー
アメリカの強欲な金融モデルなどぶっとばせーー
日本はお客様の立場にたった、ものづくりの日本モデルに自信をもとう
牛様のように、どっしりと、地に足をつけた日本型安定社会をつくろう
鯨塚から自然への畏敬の気持ちをもとう
鯨の祟り、怨霊は、こわいぞ、こわいぞ、こわいぞ 鯨を祀ろう
大事なのは、おごらないことだーー、ゆずる日本人の心だーーー

ああ えべっさんが やってくる
海の神、恵比寿に祈ろう
不況をぶっとばし、2009年をすばらしい年にしよう
# by akiko-1217 | 2009-01-08 14:23


はやいなー もう12月なかば 早朝の鐘 遍路の祈り

いつものように、電気カミソリでヒゲをそる。
窓から、石手寺山腹の弘法大師の巨大石造をみながら。

早朝の松山の空に、鐘の音が響く。ゴーン、ゴーン・・・・
南無大師遍照金剛、南無大師遍照金剛、いつものように、唱えた。

遍路びとが、絶えることなく、鐘をつく。
師走のそらに、遍路の祈りがひびいてる。

未来永劫、遍路がつづく。
未来に向けて、鐘がなる。
平和に時がながれゆく。

ウサギも去って、牛の年か。時の流れは早いなー。
1年のすす払いでもするか。

窓の外で、キュー、キューと、甲高い鳥の鳴き声がする。
軒につりさげてる干し柿をねらって、いつものように、やってきたかー。

腹がへってる鳥の気持ちもわからんではないが、鳥と戦争だ。
# by akiko-1217 | 2008-12-15 13:14


愛大鯨組 最強のマッコウを追って 船をだせー

呼び戻そう 鯨の霊を 伊予の冬海

伊予市湊神社で行われた昨日の多文化関係学会中国・四国研究会は大成功だったなー。
愛媛大学農学部国際農業研究室のゼミ生は一丸となって、会を成功に導いた。
鯨様のおかげだ。地域の関係者のおかげだ。

私は自分流に開会の辞をのべた。
研究会の趣旨説明などしなかった。
気迫を伝えるために歌った。

ヨーソロ 針路は北へ
ヨーソロ 北極海へ
ヨーソロ 鯨をおって
ヨーソロ 鯨の記憶をたどって
ヨーソロ 俺たちの舟を出そう
ヨーソロ 伊予郡中の海へ
ヨーソロ 宮脇 西浦 都子 大塚 船を出せー

今回の会の最大のポイントは、地域の子供たちに鯨の記憶を伝えることであった。
私たちは、次代をせおう子供たちに、鯨の記憶を伝える当事者となった。
鯨塚をつうじて、「いただきます」の感謝の気持ちを子供たちに伝える。
この社会活動、教育活動は、私たちの大きな責務となった。

愛大鯨組 獰猛なマッコウを追って 船を出せー
# by akiko-1217 | 2008-12-14 18:49


遊子から世界へ 星をみつめて 鯨を追う

遊子から世界へ 星をみつめて 鯨を追う

オリオン座が南の空に上がっていた。夏の南の空にひときわつよく輝いていたこと座のおりひめベガはどこに行った。わし座のひこぼしアルタイルはどこに行った。七夕も去った。銀河はどこだ。北斗七星はどこだ。北極星をみつめて、遊子から世界へ旅立とう。鯨の回遊ルートを北へあがるのだ。鯨座はどこだ。

ひょんなことから、鯨に興味をもつようになった。社会主義ソ連研究にまさるともおとらず、なかなかおもしろい。鯨研究にも、無数の視点、切り口がある。目下、力をいれているのは、鯨塚をとおしてみた「鯨文化論」だ。既存の学問領域からすれば、民俗学、文化人類学の範疇になろうか。わたし達の鯨文化研究の射程は、無限のひろがりをもつ。

2008年12月13日(土)、愛媛県伊予市湊神社で、多文化関係学会・中四国地区研究会を開く。研究会のテーマは、鯨塚をとおしてみた鯨文化論だ。日本各地に、鯨塚・史跡がある。伊予市港神社にも鯨塚がある。愛媛大学農学部資源環境政策学コース国際農業研究室のメンバーが、各地の鯨塚についての話題提供、パネル展示をおこなう。

鯨文化をしってもらうために、鯨の試食会もおこなう。刺身と竜田揚げとカレーだ。地元の小学生をまねいて、紙芝居的に鯨塚建立のストーリーをおもしろく話し、鯨がおいしい食べ物だということを実感してもらう。日本人が、鯨にたいする畏敬の念、感謝の念、いただきますの気持ちをこめて、鯨を資源として余すところなく利用し、鯨の霊をとむらうために鯨塚を建てたことを、子供たちに、わかりやすく伝える。私たちの鯨文化研究の射程は、次代をせおう子供たちの食育にもつながっている。

2009年春には、同じく湊神社で、もっと大々的に100人以上の規模で、第2弾の研究会を開く予定だ。遊子、明浜、愛南・・・・、愛媛県下の鯨塚をめぐる。湊神社での研究会は、愛媛県ツアーの第一歩だ。

おかげさまで、これまでの鯨文化研究の一部が、もうすぐ出版される。宮脇和人・細川隆雄「鯨塚からみえてくる日本人の心―豊後水道海域の鯨の記憶をたどって―」(農林統計出版)、12月半ばには、手元にとどくであろう。ひとつの章で、伊予市の鯨塚も取り上げられている。13日の研究会では、「伊予市のびっくり鯨騒動」として、宮脇君が話題提供する。西浦慎介・都子大雅君らもこれまでの研究成果を発表する。

北極星に、導かれて、さあ、出航だーー。

星をみつめて 世界をめぐる 鯨の記憶の旅

# by akiko-1217 | 2008-11-27 22:22

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愛媛大学農学部一教員のほっそんが、日々のよしなしごとを気の向くままに綴ります。
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